産休をできるだけ利用するべき理由
産休は、パートなどの雇用形態であったとしても利用することができるということをご存知でしょうか。出産を機会にパートとして働いているというような人達は、一度パートを辞めて、出産後に改めて仕事を探すというような人も多いはずです。しかし、子育てなどを行ないながらまた新しく仕事を探すというのは思ったよりも難しいのです。なぜなら、こどもの子守をしてくれるというような人が一緒にすんでいたりする場合には、子どもの預け先などを決めなくてもいいのですが、もしも保育園に預けなくてはならないというような場合には、受け入れ先も決めなくてはなりません。しかし、知っての通り、待機児童が多いうえに、仕事が決まらなくては子どもを預ける手続きを行なうことが出来なかったりと、不利な点が多いのです。しかし、産休を利用していることによって、産後に仕事を復帰することが確定していますので、保育園の申し込みも早くから行なうことができますので、産休を利用することで預け先を早くに申し込むことが出来たり、仕事捜しをしなくてもいい分、心に余裕を持って育児と仕事に取り組むことができます。また、産休を取ることによって、産休手当てを受け取ることもできます。産休中は休業しているため、もちろん給料を支払われることはありません。勤務している会社によっては、何割か手当てとして出してくれることもありますが、多くの場合は給与は出ません。退職してしまうと、勤務状況などによって退職手当をもらうことができますが、仕事の保障なども同時になくなってしまいます。しかし、産休を取ることによって、復帰する仕事を守ることが出来ますし、保育園の申し込みも出来ます。そのうえ、産休手当てを受け取ることができますので、金銭的な余裕もあったりと、さまざまな利点があります。パートであっても、一から仕事を探して、その職場に慣れるまでは時間がかかりますので、長く働いていた職場に戻ることでその精神的な負担を軽減することも出来ます。
★
